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無痛分娩をご検討の方へ

一人ひとりの痛みに対応
「痛みのないお産」が選択できる時代です

日本では「陣痛の痛みに耐えてこそ」という考え方が根付いていたため、『無痛分娩』だと愛情が薄くなるという思い込みがみられます。 

しかし、フランスでは80%、アメリカでは60%が無痛分娩です。 日本も「痛みのないお産」が選択できる時代なのです。

無痛分娩とは

陣痛や産道の痛みを感じないようにするために、麻酔薬を使用する方法です。意識がはっきりしているので、赤ちゃんの誕生の瞬間も見ることができ、すぐに赤ちゃんを胸に抱くことができます。

妊婦

梅田病院の無痛分娩の特徴

「痛みを和らげる」のではなく、
「痛みを限りなく0に近い状態にする」ことを目指しています。

当院で採用した無痛分娩の技法は、(2018年の)日本産科麻酔学会でも評判の高かった施設の無痛分娩法を採用しています。この方法は医師・助産師の高い技術によって可能となり、より安心・より安全・より痛くないお産が実現しました。

妊婦さんが「和痛分娩」ではなく「無痛分娩」だったと感じてもらえるように、質の高い無痛分娩を提供する必要があると考えます。そのためには麻酔の効き具合の評価は必須です。その方法として「コールドテスト」と「ペインスケール」を使って痛みを評価します。

「コールドテスト」とは緩やかな痛みと温度変化を伝える神経線維が同じなので冷たさの感じ方を利用して評価する方法です。太ももの裏からへそくらいまでの高さで腕などと比べて冷たい感覚が鈍くなっていれば十分な麻酔範囲が得られていると考えます。

「ペインスケール」には何種類かの方法がありますがもっともよく使用されているのはNRSです。想像できる最悪の痛みを10、まったく痛くない状態を0と定義し妊婦さん自身にその時その時の陣痛の痛みを評価してもらうものです。当院が推奨する無痛分娩ではNRS3未満を鎮痛目標にしております。

無痛分娩で痛みをとる仕組み

無痛分娩

背中から、脊髄の近くに細いチューブを通し、そこから麻酔薬を注入します。その結果、下半身の痛みがなくなります。

ここがPOINT!

・冷感法で、麻酔範囲を正確に把握
・麻酔薬(神経遮断薬)を低濃度で使用

だから、いきむことができ、吸引分娩も増えにくい

 

無痛分娩の流れ

計画無痛分娩

子宮口がほぐれてきているのを確認して入院日を決定します。

入院当日

内診の後、必要に応じて処置を行います。

入院翌日

医師の診察後、赤ちゃんとお母さんの健康状態を確認し、点滴から陣痛促進剤を開始します。
陣痛を感じ始めたら硬膜外カテーテルを背中から挿入します。
本人が麻酔を希望された時点で、麻酔薬の注入を始めます。

※夜間や休日に陣痛が起こってしまった場合には、無痛分娩の対応ができないことがあります。

よくある質問

無痛分娩でも痛かったと聞きますが、産院によってやり方が違うのですか?

各施設でやり方はさまざまです。
無痛分娩とは、麻酔など何らかの手段を用いて陣痛による痛みを緩和しながらお産することの総称です。完全に痛みが取れないお産も「無痛分娩」に含まれますが、当院で行う無痛分娩は「限りなく痛みがゼロでお産できる」ことを目指しています。

 

梅田病院で無痛分娩をした場合、やっぱり痛みは伴いますか?

【梅田病院の無痛分娩の特徴】にも記載しているとおり、想像できる最悪の痛みを10、まったく痛くない状態を0と定義し妊婦さん自身にその時その時の陣痛の痛みを評価してもらうNRSという指標があります。当院が推奨する無痛分娩ではNRS3未満を鎮痛目標にしております。個人差はもちろんありますが、痛みは格段に抑えることができます。

 

産後の体力回復が早いというのは本当ですか?

本当です。

無痛分娩をしなかった人と比べて、産後24時間までの疲労感を減少させる効果があるという研究結果があります。お産による肉体の疲労感は変わらずとも痛みを取り除くことで精神的に安定し結果として「疲労感」が少なくなるのかもしれません。

 

赤ちゃんへの影響はありますか?

無痛分娩で使用する麻酔薬の量であれば、ほとんど問題になることはありません。

麻酔によって、お母さんの血圧の変化が間接的に赤ちゃんに影響を及ぼすことがあります。しかし、お母さんのこまめなバイタル管理や速やかな対応で赤ちゃんへ影響を抑えることができます。

 

なぜ梅田病院では、夜間・休日は無痛分娩をしないのですか?

当院では、安全な無痛分娩を行うことを第一に考えているからです。平日・日中はスタッフが十分に揃っているため、より安全に対応することができます。

 

無痛分娩のメリットを教えてください。

無痛分娩のメリットとして、“痛くないお産”であることが第一に挙げられます。お産のときだけでなく、縫合時の痛みもありません。そして、お産に対する恐怖や痛かった記憶が少なくなることから、次の妊娠に前向きな気持ちが芽生えることもあるようです。

また、冷静でいられるので、赤ちゃんの誕生の瞬間も見ることができます。貴重な一瞬を見逃さないという点からも思い出深いお産になることでしょう。さらに、産後の回復が早いとも言われています。

一方で、無痛分娩中に緊急帝王切開術が必要になった場合は、無痛分娩で使用しているカテーテルから局所麻酔薬を入れることで、迅速な麻酔を提供することができます。無痛分娩のメリットには、快適性だけでなく、安全性もあるのです。

 

無痛分娩のデメリットを教えてください

陣痛が弱くなることがあり、このときには陣痛促進剤で陣痛を強くしなければならないことがあります。その結果、分娩の進行が遅れることがあります。また、産後に頭痛が1週間ほど続くことがあります。 その他のトラブルについては非常にまれです。 なお、無痛分娩に使用する麻酔薬が、直接赤ちゃんに影響を及ぼすことはありません。


無痛分娩で出産されるかたへ

どんなお産もすばらしいものです。あなたと赤ちゃんのかけがえのないお産方法の選択肢のひとつとして、無痛分娩が「危険なお産ではない」ことをご家族とよく理解したうえでお決め下さい。 

なお、無痛分娩についてご質問があれば、どんなことでも医師にお尋ねください。当院のスタッフは全力であなたをサポートします。